Forest Mountain International Consulting

2012年6月19日火曜日

1996年 お台場の再開発 Vol.7

  忙しすぎる日々が続くなか、「トーキョーウォーカー」や「Hanako」等の雑誌取材や、「トゥナイト2(現在は放送終了)」などのテレビ取材も毎週のようにあり、通常でも忙しすぎるのに、どか~んとお客様がブレイクした日は、取材を受けた雑誌の発売日だったり、テレビでお台場特集が放送された翌日だったりでした。

 UR住宅1階のレストランがオープンしてから3ヶ月後、デックス東京ビーチがオープンし、そのおかげでお客様がそちらへ流れ、やっとキャパを超えた忙しさから解放されることになります。


 しかし、まだまだお台場全体を訪れる人の数が店舗の数よりも多く、店舗のキャパに対しての適正な売上よりも高い状態が続きましたが、フジテレビの本社ビルがオープンしてから少し経った頃に、やっと正常に近い状態になっていきました。
 
 その結果として言える事は、正常に近い状態になるまでの約半年間、クオリティーが高いとはいえない商品を提供し続ける事になってしまった影響と、初めてお台場を訪れる観光客が一巡したこともあり、2年目で撤退する店舗も出て来ることになりました。
 
 それと、実際に訪れている観光客の食に対するニーズと、営業しているレストランのニーズがずれているところほど撤退に追い込まれるのも早く、例としては、寿司、とんかつ、天ぷらなどの和食系や、マクドナルドなどのファストフード系はニーズが高く、逆に、何屋さんなのか理解されにくい店名や店舗ほど苦戦していき、撤退や業態変更を余儀なくされていくことになります。




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この名刺は、お台場海浜公園に、同時オープンした創作和食店です。

もしも外国人がよく集まるような場所であったら、その後の展開も変わってきたかもしれませんが、あの当時のお台場では、お客様のニーズに合わず、場所もレインボーブリッジが見えずらい位置にあった事もあり、1年後、普通の寿司店に業態変更することになります。
(しかし、ニーズと合致しているので、その後は安定していきました。)

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